#01 深夜の喫茶室

こんばんは。水澤舞衣子です。
初めての投稿をご覧いただきありがとうございます🫖
水澤舞衣子 2023.10.18
誰でも

皆さんは朝型ですか?夜型ですか?

お気づきかと思いますが、わたしはとっても夜型です。

どんな仕事も課題も創作も、おおむね夜がはかどります。そんなわけで毎晩夜更かし気味です。

夜な夜な家で活動していると、気持ちが散漫になったり寝れないことに焦ったりするときもあるので、眠れぬ夜に近くのお店でノートを書いたり読書をしたり、誰かとちょっとおしゃべりできたらいいなと思うのですが、流行病の影響もあり、近年は東京都心でも深夜営業のお店がぐっと少なくなりました。

お酒はあんまり飲まないためバーや居酒屋ではなく、いい感じの喫茶店があったらなあと日々願っています。

そんな願いもすぐには叶えられそうにないし、とりあえず勝手にここで喫茶室を開こうと思います。

とりとめのない深夜のおしゃべり、よければしばしお付き合いください。

***

5年ほど前、当時勤めていた会社の先輩と「お金の心配やこれまでの経験関係なく何をしてもいいとしたら、小さな喫茶店をやりたいよね」と話していたことがありました。オタク気質女子の夢あるあるです。多分。

皆さんもありませんか?喫茶店やりたい願望。このときやこの方以外とも何度か喫茶店開きたいよなって話をしていた気がします。

メニューはコーヒーと紅茶と、プリンとチーズケーキ。こじんまりとした空間で、アンティークの家具を置いてみたりして。手書きのメニュー表を作るの絶対楽しいし。儲けにならないかもしれないけど混雑したら困るから隠れ家的な雰囲気がいいよね。とか、そのくらいのあやふやな妄想。

「でもさあ、それだけだと普通過ぎて付加価値がないから、水澤さんは占いでもできるようになってよ」

そう言われたのを覚えています。

今でこそタロットカードを学んだりそれをお仕事にしたりしているのですが、当時はまだタロットも始めておらず、占いは好きだけど自分でやるつもりも全くありませんでした。

でも、ちょっといいなって思ったんです。占いができる喫茶店。ちょっとだけ、本当にならないかなって。

幻想だとは思いつつ、夢物語と諦めながら、心のどこかでは憧れていたのかもしれません。好きな空間で、趣味のように楽しめる仕事をすること。

不思議なもので、そこから5年経って今年、カフェの中でタロットカードを引いている自分が現実になっていました。

イベントにお誘いいただき、カフェ店内でカードリーディングをさせていただいたんです。そのときはすっかり忘れていて気づかなかったのですが、後日ふと、先ほどの会話を思い出しました。

もしかしてあの夢、叶ったかもしれない。

もちろん自分が喫茶店を経営しているわけではないし、料理を作ったりしているわけでもないのですが、かつてのぼんやりした夢にものすごく近いところまでたどり着いていました。

がんばって夢を叶えようとしたわけでもなくごくごく自然に叶ったのは、自分が自分に制限をかけることをやめてみたからだと思っています。

少し前の自分なら、タロットカードを仕事にするなんて許せていなかった。

自分には特別な霊能力もないし、こういうのは一握りの人がやること、職業占い師ってちょっと怪しいし、自分がそれで稼げるわけないし、などなどたくさんの理由を並べ立てて遠ざけていました。

学生時代から目指していた編集者やライターの仕事以外を今更やるとも思えていませんでした。

この目標はがんばったから叶えられたはずで、がんばらなかったらなれなかった。せっかくなったんだから、それを全うしなきゃ、って。そんなことないんですけどね。

(けれどよくよく考えたら、編集者になれたのもなかなかのラッキーで、ものすごく勉強をしたとか編集塾に通ったとか学生時代にアルバイトで下積みをしたとかでもなかったんですよね。この辺りについてはまた今度お話しします📝)

特にこの一年ほど、素直な「やってみたいかも」に「いいよ!」と許可を出し続けていたら、自然な流れでタロットカードが仕事になったり、心地よいカフェやホテルラウンジでお客さまとじっくりお話しできる対話式セッションを始めていたり、今やりたい!!と思える好きなことを日常的に行なえるようになりました。

これやりたいな〜とぼんやり口に出したことが即座に叶うこともありました。

そんなこともあって最近よく思うのですが、漠然とでも頭に浮かんだこと、やってみたいと思ったことは、きっと実現できるようになっている気がします。潜在意識でその姿をイメージし、望んでいるので。

人はすぐに自分の可能性を否定し、なかったことにしてしまうから、希望の断片を見つけたらしっかり掴んで、忘れないように意識に留めておく必要があります。

そして、あとはそれを叶えてもいいと自分が許可を出してあげるだけ。

自分自身への許可出しに慣れるには、日々の地道な積み重ねです。

今食べたいと思うものを今食べさせてあげること。

好きだと思える服を毎日着させてあげること。

会いたい人に自分から連絡をして会いたい気持ちを伝えること。

こうだったらいいのになって思った気持ちを尊重し、そのまま否定せずに受け入れること。

これだけ見ると簡単に感じるのですが(実際慣れると簡単なのですが)

今これを食べたら太るからやめておこう。

この服は高過ぎるから私には買えない。

自分が会いたくても向こうはそう思っていないかもしれないからわがまま言えない。

こんな子どもみたいな夢、自分が抱くなんてバカみたい。

そんなふうに全部、“なかったこと”にしてしまいがちです。

今、叶えたいことはありますか?

やりたいけど、できそうにない、って思っていませんか?

もし少しでも浮かんだことがあるなら、なかったことにする前に、わたしにこっそり教えてください。コメントでもメールでもお待ちしています。

わたしがあなたの夢を目撃し、叶うところまで見届けます。

今のところ具体的なビジョンは何一つないのですが、もしかするといつか深夜営業の《喫茶室 未明》実店舗を開いているかもしれません。

そのときは、ぜひ遊びにきてくださいね。たまにはタロットカードも引いちゃいます。

2023.10.18 水澤舞衣子

rmmzsw@gmail.com

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